今回は千葉県柏市の まちの健康研究所「あ・し・た」のYR こんぶくろ池コース5kmを歩きます。前回は柏の葉アクアテラス・柏の葉公園公園コース6kmを歩きましたが、柏の葉キャンパス駅の名前になった東京大学と千葉大学のキャンパスが見られなかったので再度訪問しました。
『A.こんぶくろ池コース 5km』
ステーション:ららぽーと柏の葉北館3F まちの健康研究所「あ・し・た」
千葉県柏市若葉178-4
最寄駅:つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅西出口
つくばエクスプレスは2005年(平成17年)8月24日開業した東京都千代田区秋葉原駅と茨城県つくば市つくば駅を結ぶ58.3km・20駅の首都圏新都市鉄道の路線です。都心から埼玉県・千葉県を経由して茨城県のつくば駅まで快速で45分で到着と知りました。柏の葉キャンパス駅は快速が止まりませんが、秋葉原駅から約30分です。柏の葉キャンパス駅の名は県立柏の葉公園と東京大学柏地区キャンパスや千葉大学柏の葉キャンパスがあることから命名されました。ウォーキングステーションの まちの健康所「あ・し・た」は駅前の ららぽーと柏の葉北館3Fにあります。写真下左は駅前広場で右側の木立の奥にららぽーと柏の葉北館が見えます。手前にある建物(写真下右)の表示を見ると東京大学でした。「東京大学柏の葉駅前サテライト」で東京大学と産・公・民が連携して協調を図りながら新しい都市モデルの創成を目的とした研究室・会議室などで構成されていました。
写真下左は「ららぽーと柏の葉北館」です。間違って駅出口左にある「ららぽーと本館」に行ったら2Fからの連絡通路(白い通路)があります。写真下右はウーキングステーション まちの健康所「あ・し・た」です。親切な女性が出迎えてくれました。受付をしてスタートです。
5・6・10・11・20・28kmのYRコースがあります。今回は東京大学・千葉大学のキャンパスが見られる5kmコースを選びました。1Fに下りて左折、突き当りを右折、高架に沿って進みます(写真下左)。左に柏の葉キャンパス駅、右にララポート柏の葉本館(写真下右)を見ながら直進します。
突き当たって右折、左側にはマンションが建ち並び(写真下左)ますが、右側に広がる広大な米軍柏通信所跡地には柏の葉公園(園内には野球場・総合競技場あり)、柏の葉高等学校、千葉大学柏の葉キャンパス・東京大学柏地区キャンパス、財務省や県の施設、国立がんセンターが造られています。写真下右は北部中央3号調整池で開発区域に降った大量の雨水を一時貯蔵して下流への流量の増大を抑制し洪水を防止するためとの説明板がありました。その先の空き地ではまだキャンパス整備計画工事が進行中でした。
柏の葉公園通りに出て右折すると右側が県立柏の葉高等学校です。2007年(平成19年)4月に県立柏北高等学校と県立柏西高等学校が統合しました。
校舎は柏西高等学校のものを引き続き使用しているそうです。写真下左は正門手前で写真部と書道部の全校高等学校総合文化祭出場の横断幕がありました。写真下右は正門です。趣のある桜並木の歩道を進みます。
隣は千葉大学柏の葉キャンパスで看板を見ると写真下右の道は平日開放の構内の散歩道で柏の葉キャンパス駅前の正門に出られるようです。
隣は東京大学柏Uキャンパスです。隣の千葉大学から用地の一部を譲渡され、平成18年度に新領域創成科学研究科の付属施設である生涯スポーツ健康科学研究センターを設置(平成31年度の廃止)、平成21年度にはインターナショナル・ロッジ 柏ロッジを建設、2019年(令和元年)11月には産業技術総合研究柏センターと産学官民連携棟が開所、2021年(令和3年)3月には情報基盤センターと国立情報学術研究所が開所,4月には東京都文京区の本郷キャンパスから情報基盤センターが移転し、柏U事業場が設置されました。写真下左は入口ですが門や塀がありません。写真下右は構内の一部です。
東京大学の向かい側の「柏の葉公園通り」には前回の6kmコースで歩いた「県立柏の葉公園」があります。写真下の公園マップの上部の道が柏の葉公園通りに位置します。写真下右は公園通りに面した公園中央エントランスです。
5kmコースで右折して帰った交差点(写真下左)を直進すると、右側に財務省税関研修所(写真下右)がありました。1989年(平成元年)東京都新宿区から移転、日本の税関職員の他、開発途上国の税関職員に専門的な研修なども実施しているそうです。
柏の葉公園通りの終点で国道16号線と交差します。写真下右は国道16号線との交差地点にある標識で右端の直角は柿の葉公園道理の終点・起点を表しています。写真下左は交差点前一帯にある東京大学柏キャンパス全景です。
柏の葉公園内にある野球場(写真下左)と総合競技場(写真下右)です。
東京大学は東京都目黒区に駒場キャンパス(教養課程)と文京区に本郷キャンパス(専門課程)がありますが、手狭になった駒場・本郷地区の再開発と併せて立案された三極構造構想に基づき、新しい学問領域の研究拠点として柏キャンパスを開設しました。また都内に分散していた関連の研究施設をここに統合しています。
構内案内板には大気海洋、新領域環境、新領域基盤、新領域生命、物性、放射線、宇宙線などの研究棟や実験棟の名前が書かれていますが、寅次郎には理解が難しかったです。写真下左は大学入口で門も塀もありませんでした。写真下右は構内の一部の建物です。ここ柏キャンパスと柏Uキャンパスと柏の葉駅前サテライトを合わせて「東京大学柏地区キャンパス」と呼んでいます。
柏の葉公園通りの右側に「国立がん研究センター」(写真下左)がありました。1992年(平成4年)国立柏病院と国立療養所松戸病院が統合して国立がんセンター東病院となったそうです。しばらく進み、案内板に従って右折すると森(写真下右)が現れました。
YRコースの名前になっている「こんぶくろ池自然博物公園」(写真下)に到着です。18.5ヘクタール(55,500坪)の広大な自然の森です。園内のこんぶくろ池とべんてん池は台地上に地下水がしみ出す珍しいタイプの湧水で、地金堀、大堀川を経由して手賀沼の自然水源となっているそうです。
写真下左は園内入口、写真下右はこんぶくろ池です。
案内に沿って一人で森の中(写真下左右)を歩きました。最後に散歩に来た人と出会いホッとしました。
隣接する一号近隣公園内(写真下左)を抜けると近代的な道路と建物の街に出ました。残された豊かな自然と開発されたエリアの対象的な風景です。
写真上右交差点を右折して進むと右側一帯は「千葉大学柏の葉キャンパス」でした。ビニールハウスが並ぶ農場もありました。
千葉大学は1949年(昭和24年)5月31日千葉医科大学、同大学医学専門部及び薬学専門部、千葉師範学校、千葉青年師範学校、東京工業専門学校、千葉農業専門学校の各旧制国立諸学校を包括して新制の国立総合大学として発足しています。キャンパスは西千葉,亥鼻、松戸、柏の葉、墨田にあります。柏の葉キャンパスは松戸キャンパス園芸学部に隣接の農場が手狭になり、1991年(平成3年)現在の土地を入手、柏農場を新設しました。
2003年(平成15年)には「環境健康科学センター」を設立しました。
写真下左は前回の6kmコースの時は祝日なので閉鎖されていた正門です。今回は開いているので中に入りました。柏の葉高等学校先にあった構内散歩道はここに繋がっているようです。写真下右は構内の建物の一部です。
右側一帯はビニールハウスが並び建物は奥の方でした(写真下左)。正門左にある建物は「ラクビースクール」(写真下右)と表示されていました。説明板がないので家に帰って調べたら、2023年(令和5年)に首都圏で初開校した英国名門のパブリックスクールだそうです。
千葉大学柏の葉キャンパス正門の交差点を駅方面へ進むと左にららぽーと柏の葉北館があり、3Fでゴールです。
5kmと6kmの2コースを歩いて柏の葉キャンパス駅前一帯の理解が深まりました。健脚の方は1日に2コース(11km)を歩かれると良いと思います。まだキャンパス整備計画は進行中なので、更に変貌を遂げた姿を見てみたいです。
平野寅次郎 拝
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