表紙

平野寅次郎のYR散歩



 ウォーキングには「出会い・ふれあい」があると言われますが、このコーナーは2019年10月開催の「第16回IVVオリンピアード フランス大会」で私がJVAの川内会長にお会いしたご縁で依頼されました。平野寅次郎とは映画「男はつらいよ」の寅さんのように全国の大会を歩いていた時に妻の友人から命名され、ペンネームにしています。 ウォーキングは「誰でも・いつでも・どこでも・いつまでも」です。YR(イヤーラウンド)とは「通年歩行」で時間に制約されず、自分の都合で、いつでもウォーキングが楽しめ、IVV認定がされるコースです。JVAのHPには全国のコース一覧が掲載されています。 寅次郎のお好みの神奈川県・東京都のYRコースを紹介します。


No.1『湘南ふじさわウォーキング協会(FWA) 江の島コース12km』
No.2『JVA・JWA 九段・皇居コース 10km』
No.3『竹の湯コース10km』
No.4『靖国神社・迎賓館・清水谷公園・大使館・千鳥ヶ淵・北の丸公園 12km』
No.5『湯島天神と不忍池〜西郷どんコース 約5km』
No.6『小石川植物園・護国寺・小石川後楽園 13kmコース』
No.7『さんぽみち連絡 5km 東大コース』
No.8『神田明神・湯島天神・水天宮・日本橋コース 10km』
No.9『さんぽみち連絡 小石川後楽園コース 6km』





『湘南ふじさわウォーキング協会(FWA) 江の島コース12km』
ステーション:関水スポーツ店 JR東海道線・小田急江ノ島線 藤沢駅南口


 寅次郎が生まれ育ち、2011年まで住んでいた湘南の海を楽しむコースで、JWAの「美しい日本の歩きたくなるみち500選」の神奈川14−6」です。
 寅次郎と湘南の海を見に行きましょう! 湘南の海は四季にわたり楽しめます。
 関水スポーツ店で受付、専用パスポートをもらい、奥田公園から境川沿いを歩きます。境川を渡る江ノ電に出会ったらラッキーです。
 小田急線「片瀬江ノ島」駅前から弁天橋を潮風に吹かれながら江の島に渡ります。参道を上がり赤鳥居左側の江の島エスカー乗り場がチェックポイント(パスポートに押す印が常設)で折り返しですが、上がって江島神社にお参りを! 幸福・財宝の招福や芸道上達のご利益が期待できます。奉安殿では「裸弁財天」にお目にかかれます。  参道両側は江ノ島名物のお店で賑やかです。生しらす丼(写真下左)・サザエのつぼ焼き・江の島饅頭・タコ煎餅に足止めです。復路で弁天橋手前を右手に行くと江の島ヨットハーバーで東京2020オリンピックのセーリング会場です。

 


生しらすの美味しい食べ方は生卵にしらす専用ポン酢を混ぜしらすの上にかけます。


 

 弁天橋に戻り、江ノ電「江ノ島」駅、湘南モノレール「湘南江の島」駅の脇を通って常立寺へ。しだれ梅の名所で蒙古襲来時の元使5人を葬った「元使五人塚」は隠れた名所です。横綱朝青龍・横綱白鵬ら大相撲のモンゴル力士が多く訪れています。あなたも現地でご覧ください。
 脇の坂を上ると片瀬山で富士山と湘南海岸の遠望が素晴らしいビューポイントがあります。この景色は歩いて来ないと味わえませんよ。片瀬山は昔ゴルフ場、今は高級住宅地です。


 山を下り、境川に出るとゴールの関水スポーツ店は間近です。ゴールの手続きをしてください。専用パスポートは参加回数でのFWA表彰制度があります。
 湘南の海や江ノ島の歴史が満喫できるコースで、乗り物マニア・撮り鉄(鉄道ファン)の方にもご満足いただけるコースでもあります。
 他のYRコースはFWAのHPの「YR・四季の道」をご参照ください。

 

平野寅次郎 拝




『JVA・JWA 九段・皇居コース 10km』
ステーション:神田セントビル3F JR総武線 秋葉原駅/御茶ノ水駅


 江戸時代からの都心、皇居周辺を歩くYRコースで見所が盛り沢山です。
 1.神田明神(写真下左)・将門塚(写真下右)のパワースポット
 スタートするとすぐ右手が「神田明神」です。ご祭神は一の宮 大黒様、二の宮 恵比寿様、三の宮 将門様で都心108町会の総氏神様です。ゴール近くの大手町にあるのが「将門塚」で朝廷に反旗を翻した東国の英雄 平将門が捕えられ、京に送られた首級が3日後に東方に飛び去り、この地に落ち「旧神田明神」創建の地となりました。「旧神田明神」は家康の江戸城拡張で江戸城の表鬼門の現在の場所に移されています。しかし、「将門塚」自体は「祟りを恐れ、この塚が動かせない」とビルの谷間に鎮座しています。動かそうとして災難にあった事実があるそうです。
 「神田祭」は湘南ふじさわウオーキング協会HP「ひろば 寅さん歩71江戸・東京の祭」をご参照ください。

 

 

 2.ランドマークは東京ドームのビッグエッグと靖国神社の大鳥居
 YRコースは地図を片手に歩きます。コース通りに歩いているか心配の時にランドマ−クになるのが、東京ドームの屋根と靖国神社の大鳥居です。

 

 

 3.靖国神社・千鳥ヶ淵周辺は桜の名所
 靖国神社の境内の桜は東京都の桜の開花日を決定する標本木になっています。
 千鳥ヶ淵の桜(写真右)は見事です。是非、桜の季節にもお越しください。


 

 4.司法・立法の最高機関と憲政記念館
 半蔵門から皇居のお濠の反対側を歩くと、国立劇場の隣が最高裁判所(司法権を担当する国の最高機関)です。
 道を挟んで見える国会(国の唯一の立法機関)とは高さを同じにしているとのこと。議会開設80年を記念して1972年開館の「憲政記念館」(入場無料)にも立ち寄ってください。庭には時計台や日本水準原点があります。

 5.桜田門・二重橋・皇居前広場
 皇居前広場は即位の礼で多くの人が訪れた場所です。コースは大手門方面に行き、「将門塚」から「神田明神」へ戻ります。

 

 

 今回YRを歩きながら「YRを歩くこと=人生の生き方と同じだ!」と痛感しました。
 ・建物=物事は正面を見ただけで終わりにしないで裏側も見ること。
 ・歩いて来た道は、たまには振り返ることも必要。
   神田明神の御社殿の裏には銭形平次の碑など数多くの見所がありました。
   靖国神社の拝殿の裏には名勝 神池庭園がありました。
   歩いて来た道を振り返ると、また違った景色が見えました。
 東京都は道端に地名の由来や史跡の説明板が多く設置されています。説明板を見つけたら、立ち止まり読んでください。周囲を注意深く見る訓練にもなりますよ。
 自分のペースで歩けるYRの良さを再認識した寅次郎でした。

 

平野寅次郎 拝




『竹の湯コース10km』
ステーション:竹の湯(南麻布1丁目) 都営大江戸線/南北線 麻布十番駅


 ウォーキングの後、お風呂に入って汗を流す快感は体験者にしかわかりません。
 寅次郎所属の湘南ふじさわWAでは「ウォーキングにプラスワンの楽しみを」とゴールがスーパー銭湯の例会やみかん狩りと温泉を楽しむバスウォークを企画しました。JVAのHPを見るとスタート・ゴールが銭湯のYRコースがあり、「麻布十番」の「竹の湯」を選びました。変貌する都心の光景と寄り道(神社も多くあり)が満載、そしてゴールのお風呂が楽しみなYRコースです。

 麻布十番駅から童謡「赤い靴」のモデルになった「きみちゃん像」を左折、直進して「善福寺」の先の「麻布山入口」信号を渡り、進むと、電柱に「竹の湯」の案内があります。営業は15時30分から月・金曜日は休み。寅次郎、着替えとタオル・石鹸を持って一番風呂のゴールを目指してスタートです。 地図はJVAのHPから取り出しました。「二の橋」交差点を渡り、左折、麻布通り右側を直進、「飯倉片町」交差点では右手に東京タワー、「六本木1丁目」では2002年竣工の「泉ガーデンタワービル」(写真下左)があり、上からガーデン(写真下右)が覗けました。



 

 

 1986年竣工の「溜池アークヒルズ」を過ぎると「霞が関官庁街」、「国会前」から「桜田門」・「皇居前広場」に入ります。「国会前庭」(写真下左の左右の緑地)は寄り道スポットです。「憲政記念館」もあります。

 

 

 「日比谷公園」も寄り道スポットです。写真右は日比谷公園の「首賭けイチョウ」(日比谷交差点の道路拡張で伐採寸前にあったところを日比谷公園生みの親、本多静六博士が「私の首を賭けても」と明治35年に移植させた大木で、「松本楼」の脇にあります)公園内の他のイチョウより黄葉が早いようです。(写真は11月15日撮影)



 

 園内の「雲形池」付近の紅葉・黄葉は時期が合えば写真下の光景が見られます。(11月30日撮影)

 

 

 霞が関の官庁街から桜田通りを進み、虎ノ門交差点の「虎」(写真左)を見て直進、左手は2014年6月開業の超高層ビルの「虎ノ門ヒルズ」(下左)です。東麻布での東京タワーです(下右)。




 

 

 ゴール近くには綱町三井倶楽部(写真下左)やオーストラリア大使館(写真下右)があります。

 

 

 ゴールの「竹の湯」(大正2年開業の老舗)には営業開始の15時30分前は20人が待っていました。定連のおじさん・おばさんに加え、場所柄、外国人 や若者の姿が目につきました。

 

 

 「麻布黒美水(こくびすい)温泉 ミネラルたっぷりの天然黒湯温泉、しっとり・すべすべ美肌の湯。効能(適応症)は神経痛、筋肉痛、関節痛、 腰痛、冷え症、疲労回復など」と記載。ウォーキング後のクールダウンにぴったりです。料金は大人470円。受付でYRと言い、別に200円を払う とIVV印がもらえます。冬場もポカポカして気持良いですが、夏場にも歩いて、お風呂で汗を流したいYRコースです。
 通りすがりにある神社は是非歩いて見つけてお参りしてください。

 

平野寅次郎 拝






『靖国神社・迎賓館・清水谷公園・大使館・千鳥ヶ淵・北の丸公園 12km』
ステーション:神田セントビル3F 最寄駅 JR 秋葉原駅/御茶ノ水駅


 千代田区の桜の名所と大使館をめぐるJVA・JWAのYRコースです。

 ステーションから御茶ノ水駅、明治大学駿河台キャンパス、神保町を経て九段下の「靖国神社」に向かいます。2020年の東京の桜の開花は東京管区気象台観測史上最も早い3月14日と発表、また3月22日満開と発表されました。この決定をした「桜の標本木」は靖国神社拝殿に向かって右手にあります。(写真下左で2020年3月23日撮影。本殿裏の「神池庭園」の桜(写真下右)も見事。



 

 市ヶ谷駅に出て市ヶ谷壕の土手「外濠公園」の桜並木を歩き、四谷駅から「迎賓館」(ここは港区)を横目でみて「紀之国坂」信号を左折、「喰違木戸跡」(現地に説明板)、「ホテル ニューオオタニ」の前を通過します。左手の「上智大学脇の桜並木」や「ホテル ニューオオタニの日本庭園」は別の機会にお立ち寄りください。「紀尾井坂」を下り、右折すると「清水谷公園」(写真下左)です。園内には紀尾井坂で1878年(明治11年)暗殺された「大久保利通公の哀悼碑」があります。清水谷公園は紅葉もお勧めです。



 

 公園脇の階段を上がり左折すると「バングラデシュ大使館」(写真下左)、「麹町四丁目」信号を渡り、左折、「参議院宿舎前」信号を右折すると、「ベルギー王国大使館」(写真下中)、「イスラエル大使館」(右手奥で写真撮れず)を過ぎて「女子学院」脇を行くと、「ローマ法王庁大使館」(写真下右)があります。



 

 「大妻女子大」脇を通過すると、「墓苑入口」信号で「千鳥ヶ淵緑道入口」です。旧江戸城の内濠で型が千鳥に似ているので「千鳥ヶ淵」と呼ばれたとのこと。昭和30年代植栽のソメイヨシノが育ち、東京屈指の桜の名所です。2018年4月2日撮影の写真です。2020年3月23日も撮影しましたが、満開度で負けました。





 

 「千鳥ヶ淵緑道」の終点左手には「インド大使館」(写真下左)があります。「田安門」(写真下右)から「北の丸公園」に入り、「日本武道館」周辺も桜の名所です。この写真は2020年3月23日撮影です。



 

 「日本武道館」・「北の丸公園」は工事中のため桜の写真は下の2枚です。



 

 日本武道館のHPからパノラマ写真をお借りしました。



 

 コースは「北の丸出口」から「平川門」、「一ツ橋」、「神田錦町」、「美土代町」、「小川町」を経て「聖橋」を渡りゴールです。桜と大使館三昧のYRでした。

 

平野寅次郎 拝






『湯島天神と不忍池〜西郷どんコース 約5km』
ステーション:神田セントビル3F 最寄駅 JR 秋葉原駅/御茶ノ水駅


 梅の名所 湯島天神から桜の名所 上野恩賜公園までのJVA・JWAのYRコースです。

 時期は異なりますが梅と桜を楽しめる、お散歩コースです。途中には思わぬ出会いもあります。ステーションから坂を下り、「神田明神下」を左折、「妻恋阪」交差点で「鳴門鯛焼本舗」に出会いました。1909年(明治42年)から受け継がれた伝統の製法(一丁焼き)で餡は鳴門金時入りの鯛焼き(220円)です。
10時開店の最初のお客さんとして熱々の鯛焼きを美味しくいただきました。



 

 直進して「湯島中坂下」を左折、「湯島中坂上」を右折で「湯島天神」です。

 湯島天神(湯島天満宮)
 458年に天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀り、創建と伝わる古社。南北朝時代の1355年に「菅原道真公」を合祀、「学問の神様」として多くの受験生に頼りにされています。江戸時代には境内で「富くじ」が売られ庶民にも親しまれました。また、境内の梅も有名で、この地の梅を歌った「湯島の白梅」は大ヒットしたとのこと。泉鏡花の「婦系図」もここが舞台です。



 

 お参りしたらコース地図の指示通り、「女坂」を下り、「春日通り」に出て「天神下」を左折すると目の前に「上野恩賜公園の不忍池」が広がります。

 上野恩賜公園の桜
 天台宗の僧侶「天海僧正」が江戸城の鎮護・徳川将軍家の菩提寺「東叡山寛永寺」を建立した時、上野の山の随所に桜の木を植えたことに始まり、桜の名所になったのは元禄期(1700年頃)とのこと。



 

 写真上左は不忍池入口の桜(2020年3月21日撮影)、奥に「弁天堂」が見えます。「弁天堂」までは池の中の桜並木を歩きます。「弁天堂」から道路に出る手前右側に「駅伝競走発祥之地」の碑(写真上右)があります。
1917年(大正6年)4月27日首都が京都から東京に移った50周年を記念して三条大橋から上野不忍池のこの碑のある当時の「大正博覧会」の正面玄関まで全長508Kmを23区に分けて関東勢(東京)、関西勢(名古屋・大阪)の2チームが丸3日かけてゴールの上野まで走りました。大阪は単独でチーム編成が出来なかったとのこと。この3年後に「箱根駅伝」が誕生しています。
道路を渡り、階段を上ると「上野の山」です。2020年のお花見は新型コロナウイルス感染拡大防止で宴会が禁止となっています。写真下は2015年3月28日に撮影したものです 。



 

 写真下は「東京国立博物館」日本庭園の一般開放時(2015年4月2日撮影)の写真です。2020年は新型コロナウイルス感染防止のため当面の間は臨時休館です。毎年春と秋に一般開放されますのでHPで確認願います。
 

 コースは「花園稲荷神社」、「上野大仏・パコダ薬師堂」、「五條天神社」、「上野東照宮」、「上野動物園」から「大噴水」(寛永寺の本堂があった場所)の手前で折り返し、「正岡子規記念球場」、「摺鉢山」から京都の清水寺を模した「清水観音堂」(写真下左)の舞台から琵琶湖になぞられた「不忍池」(写真下右)を見下ろしました。公園内には「東京国立博物館」、「国立科学博物館」、「国立西洋美術館」、「東京都美術館」、「上野の森美術館」、「東京文化会館」などがある文化の森です。



 

 西郷隆盛銅像
 薩摩藩士の西郷隆盛は江戸総攻撃を中止させ、江戸城無血開城で江戸の町を火の海から救った人。維新の三傑として明治政府では陸軍大将、政治家として活躍しましたが、意見の相違から下野し、西南戦争の指導者となり鹿児島県の城山で自刃。大日本帝国憲法公布の大赦で「逆徒」の汚名が解かれ、没後21年に顕彰を称える像が建てられました。像は高村光雲作、犬は後藤貞行作です。公開時に招かれた西郷夫人は「うちの主人はこんな人でなかった」と薩摩弁で言ったとのこと。軍服姿でなく、上野の山に建てられて「上野の西郷さん」と親しまれています。

 

 写真下左は上野広小路方面に下りる公園口の「しだれ桜」です。コースは「中央通り」を秋葉原駅まで直進して「神田明神下」に戻り、ゴールです。



 

 末広町駅近くの「外神田五丁目」交差点で「神田達磨 たい焼き」(写真上右)に出会いましたが、次回の寄り道とします。距離は短いですが、見所一杯のお散歩コースです。桜の季節を外して静かな時期に「歴史と文化」に触れ、そして「たい焼き」を楽しむお散歩もお勧めです。

 

平野寅次郎 拝








『小石川植物園・護国寺・小石川後楽園 13kmコース』
ステーション:神田セントビル3F 最寄駅 JR 秋葉原駅/御茶ノ水駅


 都心で四季に花が楽しめ、有名大学をめぐるJVA・JWAのYRコースです。

 ステーションから本郷の「東京大学赤門」に向かって一直線に歩きます。
「本郷三丁目」交差点左手に江戸時代の川柳で「本郷もかねやすまでは江戸のうち」と詠われた「かねやす」があります。「東京大学」については他のYRコースで詳しくお話しします。「本郷弥生」交差点を横断、少し右へ行き、本郷税務署方面へ左折です。途中の右手に「ほうろく地蔵尊」、白山上を下りる途中右手奥に「白山神社」、下りて最初の道を左に入ると「八百屋お七の墓」があります。湘南ふじさわWAのHP寅さん歩49「健康ご利益めぐり-11文京区-2」を参照ください。湘南ふじさわWAはHPリンク集の加盟団体からリンクできます。「白山」交差点を直進して進むと「小石川植物園」の脇に出ます。

 小石川植物園
 正式名称は「東京大学大学院理学系研究科 附属植物園」です。この地は「白山御殿」(小石川御殿)と呼ばれ、三代将軍徳川家光の四男徳松(後の五代将軍綱吉)が住んでいました。兄の四代将軍家綱の死に伴い、御殿は廃止し、幕府の「小石川薬草園」となり、あかひげ先生のいた小石川養生所、青木昆陽が甘藷の試作、大奥女中のへちま水も作られたとのこと。明治になり国の薬園「東京帝国大学の植物園」となり、植物学の研究・教育実習施設となりました。
 約48000坪の広大な敷地に多くの植物が楽しめますが、特に春のソメイヨシノ(2015年4月2日撮影)が見事です。精子発見のイチョウ、ニュートンのりんごの木、メンデルの葡萄の木、薬園保存園、公開温室など見所一杯です。



 

 開館は1月4日〜12月28日の9時〜16時30分、休館日は各月曜日(祝日の場合は翌日)、入園料大人500円、小・中学生150円です。
「日本庭園」を歩き、写真下左の「旧東京医学校本館」の出口が開いていれば、ここから出て、YRコースに合流出来ます。「湯立坂」を茗荷谷駅方面に上る途中の右手に「占春園」(写真下右)があります。



 

 「占春園」は徳川光圀の弟を藩祖とする陸奥守山藩 松平家の上屋敷、中屋敷の地で、占春園は屋敷内の庭園の名残です。1903年(明治36年)「東京高等師範学校(戦後の東京教育大学、筑波大学)」校地の一部になりました。
上に行くと現在は「教育の森公園」となり、「筑波大学(大学院)」、「放送大学」の建物があり、コースに合流できます。「春日通り」に出て、「お茶の水女子大学」の前を過ぎて、「大塚三丁目」交差点を左折し、護国寺方面に向かいます。護国寺手前には「豊島ケ岡御陵」(皇族の専用墓地)があります。

 護国寺
 1681年(文和元年)五代将軍綱吉が生母 桂昌院の願いにより建立の真言宗豊山派総本山です。「本殿」は元禄時代の建築技術の粋を結集した建築物としてその雄大さは都内随一と称賛される国の重要文化財です。本殿向かって左の「月光院」は大津三井寺から移築。三条実美、大隈重信、山県有朋など著名人の墓があります。写真下左は「仁王門」、中は「不老門」、右は「本殿」です。



 

 「仁王門」を入り、右手には富士塚の「音羽富士」がありました。湘南ふじさわWAのHP寅さん歩25「東京の富士塚めぐり−2」を参照ください。
「不老門」をくぐると右手に「一言地蔵尊」があり、一言だけの願いを聞き届けるお地蔵さまに寅次郎、「新型コロナウイルス拡大の早期終息」をお願いしました。「護国寺」を出て直進、「江戸川橋」を左折、神田川沿いに進み、「白鳥橋」を左折、「牛天神下」、「小石川税務署」から「小石川後楽園」に向かいます。

 小石川後楽園
 1629年(寛永6年)水戸徳川家の祖である頼房が中屋敷(のちに上屋敷)に造ったもので、二代藩主光圀(水戸の黄門様です)の代に完成した、池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」です。中国の風物を採り入れ、庭園名の「後楽園」も明の遺臣「朱瞬水」の命名です。国の特別史跡・特別名勝の重複指定で、全国でも浜離宮恩賜庭園、金閣寺などごく限られています。

 開館は9時〜17時、休館日は年末年始(12月29日〜1月1日)です。入園料は一般300円、65歳以上150円、小学生以下及び都内に在住・在学の中学生は無料です。みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)、シルバーウイーク(別途定める)の無料公開日があります。
 2020年の東京の桜の開花は観測史上一番早い3月14日と発表されました。
 写真下は園内にある「しだれ桜」でソメイヨシノより早い満開(2020年3月21日撮影)です。写真下右の桜の後の白い屋根は東京ドームです。



 

 桜の他、梅、花菖蒲、紅葉など四季の花が楽しめます。
 「小石川後楽園」から「飯田橋ハローワーク」、「東京ドーム」、「水道橋駅」を通過、「順天堂大学」、「東京医科歯科大学」、「湯島聖堂」の「近代教育発祥の地」を歩きます。湘南ふじさわWAのHP寅さん歩20「東京の発祥之地めぐり(学問・文化編―1)をご参照ください。「昌平橋」を左折するとゴールです。
 見所が多く、ゆっくり立ち寄りしているとゴール時間に間に合わなくなりそうなコースです。季節ごとのYRコースとして楽しんでください。
 寅次郎、秋に訪問して紅葉を楽しむ予定です。

 

平野寅次郎 拝






『さんぽみち連絡 5km 東大コース』
ステーション:神田セントビル3F 最寄駅 JR 秋葉原駅/御茶ノ水駅


 10kmのお散歩は少しきついという人やリハビリでの散歩には5km程度が良いという人が増えて来ています。IVV-JAPAN(JVA)・JWAのYRリストにワンウェイ5kmコースがありました。スタート・ゴールが異なります。残念ながら新型コロナウイルス感染拡大防止で東京大学構内へは関係者以外の立ち入りは出来ません。又、2020年の文京つつじ祭り(根津神社)は中止となっています。寅次郎は以前に訪問していますので紹介します。

 ステーションの受付でYR申込用紙に記載して地図をもらいます。申し込み用紙はゴールで提出、200円を払うとIVVがもらえます。現在は5KmでもIVVが出るようになりました。
 「本富士消防署」、「本富士警察署」の先を左折して「龍岡門」から「東京大学」の構内に入ります。構内は見所一杯です。「赤門」を入った受付に置いてある「本郷地区キャンパス ガイドマップ」が役に立ちます。

 

赤 門
 正式名称は旧加賀屋敷御守殿門。1827年(文政10年)建立の重要文化財です。



 

正 門
 浜尾総長の創意により青年の意気溌剌たる雄大な気概を表現。1912年(明治45年)竣工の登録有形文化財、赤門の先にあります。



 

三四郎池
 正式名称は旧加賀藩屋敷の「育徳園心字池」です。夏目漱石の小説「三四郎」以来、この名で親しまれています。



 

安田講堂
 安田善次郎氏の寄付により1925年(大正14年)に竣工。現在は式典、公開講座、五月祭などに使用されています。登録有形文化財です。




 

 構内には食堂、レストランが多くあります。寅次郎のお好みは安田講堂脇を下りる中央食堂(学食)の「赤門ラーメン」453円です。

 

 見かけは辛そうですが、食べてみると程よい辛さです。学食は11時30分〜13時30分は学生・教職員優先です。学食の1Fは生協購買部で日用品の他、東大の名入の学用品、クッキー、饅頭、チョコレート、赤門ラーメンなどが盛り沢山並び、学校訪問の父兄や高校生のお客さんが多いです。校章になっている「イチョウ」も東大名物です。
 湘南ふじさわWA HP寅さん歩196「東京の学食めぐり−5」を参照ください。リンク集からご覧いただけます。
 

 歩道橋を渡り、弥生キャンパス(農学部)の「農正門」(写真下左)近くには「上野博士と忠犬ハチ公」の銅像(ハチ公没後80年の2015年(平成27年)3月除幕)があります。東大農学部教授の上野博士はハチ公の飼い主で、1925年(大正14年)東大構内で急死されました。ハチ公は自分が死ぬまで10年間朝夕、上野博士の自宅(松濤)から渋谷駅に通い、博士の帰りを待っていました。

 

 東大構内を出て、「弥生式土器の発見地」、「サトウハチロー旧居跡」、「お化け階段」(写真下左、上りと下りで段数が異なる)を下りると、6代将軍徳川家宣の産土神「根津神社」、写真下右は重要文化財の社殿です。

 

 つつじの名所で、文京つつじ祭(2020年は中止)は多くの人で賑わいます。写真は2015年4月22日の撮影です。境内の下から見上げると写真下のようです。

 

 中腹にある「つつじ苑」(つつじ祭り中に開園)の入場料(寄進料)を払い、上に上がると花が近くで見られます。

 

 「湘南ふじさわWA HP寅さん歩―89 江戸・東京の祭−18(花の祭−4)」を参照ください。リンク集からご覧いただけます。

 ゴールの「さんぽみち総合研究所」の場所は「白山一丁目」の信号の前の「KRDビル」です。さんぽみち総合研究所は「バスでウォーク」で全国のウォーキング大会のツアーの企画をしています。寅次郎も全国大会に出かける時にお世話になりました。ここがスタート場所のYRコースもあります。IVV−JAPAN(JVA)のHPウォーキングステーション一覧の東京都を参照ください。
 5kmコースと侮れませんよ。入れなかった人も入らなかった人も「東京大学」に入って構内を満喫、「根津神社のつつじ」や周辺の文京区の史跡も楽しめるお散歩YRコースです。平穏な日常が戻ったら、ぜひ歩いてください。

 

平野寅次郎 拝






 

 都心を歩いて、見どころ・寄り道満載のYRコースです。

『神田明神・湯島天神・水天宮・日本橋コース 10km』
ステーション:神田セントビル3F 最寄駅 JR 秋葉原駅/御茶ノ水駅


 

 YRの歩き方の基本はコース地図をしっかり読みながら歩くことですが、今回のコースは「寅さん歩」シリーズ(湘南ふじさわWAのHPに連載)で歩き回ったエリアなのでコースの近くにある見どころにも寄り道して紹介します。
 本音を言うとコースを間違えて見つけた見どころもあります。
 スタートしてすぐの「神田明神」は「平野寅次郎のYR散歩―2」を参照ください。
 コースは清水坂下を左折するのですが、直進してしまいました。すぐ右側に「妻戀神社」を見つけました。説明板には「その昔、日本武尊が東征の折、この地で倉稲魂神(稲荷神)を祀ったことが起源。また日本武尊が三浦半島から房総へ渡る時、大暴風雨に遭い、妃の弟橘姫が海に身を投げて海神を鎮め、一行を救ったことから妃を船魂神(海神)としてここに祀った」と記載。
 写真下左は妻戀(恋)神社、写真下右は境内右奥のお稲荷さんです。

 

 「湯島天神」は学問の神様 菅原道真公を祀る神社で正式名称は「湯島天満宮」です。
 受験生のお願いの絵馬が盛り沢山ぶらさがり道真公も大変ですね。

 

 梅の名所としても有名で、梅の木の下に石標「奇縁氷人石」(写真下右)があります。
 江戸時代の「迷子知らせ石標」で、後半の「一石橋」で説明します。

 

 「天神下交差点」から「秋葉原電気街」を通り「万世橋」(写真下左)を渡り、「水天宮通り」を進みます。人形町の「甘酒横丁」入口の反対側の右奥にある寅次郎のお気に入りで行列ができる店「玉ひで」でランチの寄り道です。
 1760年(宝暦10年)創業で、お昼の部は11時30分〜13時30分です。写真下右は親子丼(進化)1800円、鶏だしスープ付きでトロトロの卵の中のしゃもの肉は並んでも食べたい美味しさです。日本の親子丼発祥の地で、湘南ふじさわWAのHP「寅さん歩」17東京発祥之地めぐり(グルメ編−1)を参照ください。

 

 写真下左は2016年(平成28年)耐震の改築が行われた「水天宮」の入口、写真下右は本殿です。カップルの参拝姿が目立ちました。

 

 「水天宮」は水難除けの神でしたが、現在は安産の神として有名。総本社は福岡県久留米にあり、久留米藩主 有馬頼徳が三田の江戸藩邸内に分社建立したのが始まりで、1872年(明治5年)に現在地に移ったとのこと。戌の日の帯は寅次郎の母も締めたと言っていました。「水天宮」にお参りした後は「水天宮交差点」を右折、直進します。
 「蠣殻町交差点」で兜橋方面に行くと、「東京証券取引所」(写真下左)脇の道に「兜神社」(写真下右)があります。1878年(明治11年)この地に前身の「東京株式取引所」を設立した時に関係者が鎮守として造成したとのこと。また、「兜」とは源義家が東征の折、この地で兜を岩に懸けて戦勝を祈願したことに由来するとのこと。

 

 「昭和通り」を横断、常盤橋方面に向かいます。室町三丁目「あじさい通り」の「おかめ桜」(写真下左)が満開(2020年3月3日撮影)、「三越本店地下」(「三越駅前」地下コンコースの壁面)で200年前の日本橋を描いた「熈代勝覧(きだいしょうらん)」(写真下右)は必見の寄り道、約17mの絵巻は常設展示です。

 

 「常盤橋」手前を左折(コースは直進)、「一石橋」の親柱(写真下左)脇に「迷子しらせ石標」が(写真下右)あります。正面「満(ま)よいひ子の志(し)るべ」、右側面「志(し)」らす類(る)方」、左側面「たづぬる方」、裏面「安政四丁巳年 十二月 御願済建之 西河岸町」と記載。江戸時代の「迷子告知板」です。

 

 「左面にいなくなった子の情報、右面に心当たりの子の情報を書いた紙を貼って知らせたとのこと。往来の多い場所に置き、湯島天神、浅草寺境内等に同様なものがあった」と説明板に記載。
 コースに戻り、進むと「駿河台下」に到着。ゴールの時間(平日は17時まで)に余裕があればコース沿いの「明治大学アカデミーコモン」地下2階にある「明治大学博物館」、「阿久悠記念館」(代表曲の視聴が出来ます)や「湯島聖堂」に寄り道してYRを楽しんでください。
 湘南ふじさわWAのHP「寅さん歩」121江戸・東京の祭―47(江戸らしい祭)、「寅さん歩」200東京の学食めぐり―8及び「寅さん歩」315東京の博物館めぐりー8(千代田区―2)を参照ください。リンク集からご覧出来ます。

 

平野寅次郎 拝






 

 ゴールのさんぽみち総合研究所まで片道6kmのYRコースです。
 平野寅次郎YR散歩―6で訪問した「小石川後楽園」の花菖蒲と小石川の名所を楽しみます。今回はコースにある説明板を読みながら歩きます。内容の詳細は現地でお読みください。説明板をゆっくり読めるのもYRの魅力のひとつです。

『さんぽみち連絡 小石川後楽園コース 6km』
ステーション:神田セントビル3F 最寄駅 JR 秋葉原駅/御茶ノ水駅


 

 ステーションから「神田明神」先の「湯島聖堂前」信号を左折、「東京医科歯科大学」に沿って歩くと「近代教育発祥の地」の説明板があります。その先の階段を下り右折、「神田川沿い(線路沿い)」をJR水道橋駅方面に向かって「お茶ノ水坂」(反対側の道路に説明板)を下ります。坂の途中には「神田上水懸樋(かけひ)跡の碑」があります。江戸時代、神田川の上に木製の樋を架けて神田上水の水を通して神田、日本橋方面に給水していました。「水道橋」信号を右折、「東京ドームシティ」(写真下右)側を歩きます。

 

 「ウインズ後楽園」(黄色いビル)の先を右折、「小石川後楽園」裏手門の手前を左折、白壁沿いの「緑道」を進みます。途中には「小石川後楽園展示室」(写真下右)が無料で覗けます。そして正門に到着です。6月1日から当面の間、開園は10時〜16時の時間短縮です。入場料は一般300円、65歳以上150円です。

 

 「小石川後楽園」は回遊式築山泉水庭園で国の特別史跡・特別名勝の二重指定を受けている名園です。水戸徳川家屋敷の庭として初代藩主頼房が着手、2代藩主光圀(黄門様)の代まで30年をかけて完成しています。ちなみに徳川幕府最後の第15代将軍慶喜は第9代藩主斉彬の7男としてこの地で誕生しています。
 明治2年の廃藩置県で邸宅とも陸軍省の所管となりますが庭園はそのままの姿で保持されました。園内奥では「花菖蒲」が一面に咲いています。写真下は2015年(平成27年)6月の撮影です。花菖蒲は初夏を告げる花で日本では梅雨を代表する花の一つです。花言葉はその姿に由来して「優しい心」「優雅」です。

 

 FWAのHP「寅さん歩」96 江戸・東京の祭―25(花の祭―7)を参照ください。リンク集からご覧になれます。
 「小石川後楽園」を出て右折、突き当りの道路を横断し左折、「小石川税務署」前を通過し、「牛天神下」の信号を渡り、最初の信号を右折、「牛坂」を上ります。源頼朝ゆかりの「北野神社(牛天神)」(写真下左)、写真下右は境内の末寺「太田神社・高木神社」があります。太田神社は元は貧乏の神、今は芸能の神・福の神、高木神社は五穀の神です)それぞれの説明板を参照ください。

 

 「春日通り」に出て左折、「傳通院前」の信号を右折すると「傳通院」の山門(写真下左)です。徳川家康の生母「於大の方」や2代将軍徳川秀忠の娘(家康の孫)で豊臣秀頼の妻の 「千姫」などが眠っている徳川ゆかりの寺です。「傳通院」の名は於大の方の戒名とのこと。写真下右は「本堂」で墓地は本堂左手にあります。入口の墓地案内板でお参りしたい方を確認してください。作家の柴田錬三郎、日本画家の長谷川明治、指圧師の浪越徳次郎などの墓もあります。

 

 写真下左はお於の方の墓(右手前には生涯が記録)、写真下右は千姫の墓です。

 

 山門を入り左には「指圧の心は母心 押せば命の泉湧く」で有名な浪越徳次郎生前寄贈の「指塚」(写真下左)がありました。「日本指圧専門学校」は山門手前右にあります。山門を出て左の「善光寺坂」を下ります。道の真ん中に「ムクノキ」(写真下右)があります。説明板を参照ください。

 

 「慈眼院」(写真下左)・「沢蔵司稲荷」(写真下右)の面白い内容の説明板があります。傳通院の修行僧の沢蔵司が蕎麦好きの稲荷大明神だったという話、前述のムクノキには沢蔵司がやどっているといわれ道路拡張の時に伐採できず、道をふたまたにしたという話が記載されています。

 

 坂を下り右折、「えんま通り商店街」を進むと右手が「源覚寺」です。寛永元年創建の浄土宗の名刹。老婆の眼病平癒の願いに閻魔大王が自分の眼を老婆に与え、お礼に老婆は大好物の“こんにゃく”を奉納し続けた由来から、「こんにゃく閻魔」として長く親しまれ、今もお参りに“こんにゃく”をお供えする人が多いです。地獄の蓋が開くお盆(東京では7月15日)には参詣者に“こんにゃく”がふるまわれます。お寺の話ではお供えされた“こんにゃく”ではなく新たに入手の“こんにゃく”を使うとのことです。
 説明板には「木造閻魔王坐像の右眼は黄色く濁っている。高さ100.1m、ヒノキ材の寄木造りで、彩色を施し、玉眼が嵌入してある。優れたできばえを示し、運慶派の流れをくむ鎌倉時代の作と思われる。銘文によると寛永12年(1672)に仏師竹内浄正が修理している。彫刻美術品として優れているとともに、文京区所在の仏像の中で、古い作製年代に属するものとして貴重な文化財である。(一部略)」と記載。写真下右は閻魔像が奥にあるので、左手前に写真を置き、参詣者はその前に“こんにゃく”をお供えしています。

 

 境内には歯痛緩和の「塩地蔵」(寛永元年の開山以前よりこの地にあり、お身体に塩を盛ってお参りして身体健康を祈願)や小石川七福神の「毘沙門天」が祀られています。写真下左は「塩地蔵」、右は「毘沙門天堂」です。

 

 寅さん歩48 健康ご利益めぐりー10(文京区−1)、49 健康ご利益めぐり-11(文京区―2)寅さん歩99 江戸・東京の祭―28(江戸らしい祭−12)、寅さん歩120 お江戸の閻魔大王―2を参照ください。
 「こんにゃくえんま前」信号を直進、「白山通り」を横断、道なりに「西片二丁目」信号を進むと「本郷通り」の「本郷弥生」信号に出ます。左折して「東大農学部前」バス停の所に「将軍御成道 岩槻街道」の説明板を見つけました。
 向ケ丘1丁目13-6で「正行寺 せきどめ とうがらし地蔵」を見つけ、新型コロナ終息を祈願しました。「向ケ丘1丁目」信号前がゴールの「さんぽみち総合研究所」の建物(写真下右)です。通り過ぎないようにご注意ください。

 

 今まではさっと見て、通り過ぎていた小石川の多くの名所を説明板をしっかりと読んで学び直したYRでした。

 

平野寅次郎 拝





Copyrightc 2010-2020 日本市民スポーツ連盟 All Rights Reserved

JVA head office  〒113-8530  東京都文京区湯島1-2-4 神田セントビル
TEL:03-5256-7850  FAX:03-5256-7856   E-mail:jva@walking.or.jp